kikikaikaikaiのブログ

SEのおじさんが技術じゃない投稿やただの日記を垂れ流すブログ

雪の降る町

人もけしきも 忙しそうに 年末だから ああ

年末年始が近づいてきましたね。さて年末は何をするか。 年末の何が嬉しいって、年末休み前の駆け込みで新刊やら電書セールスやらあるのがいいですよね。マンガ好きには嬉しいです。 漫画コミック 発売日一覧を見ても、色々追ってるマンガの出版があって期待です。以下楽しみな新刊

三白眼ちゃんは伝えたい。(4) (ガンガンコミックス pixiv) いじらしい男女って片思いだから輝くのかと思ってたけど、付き合ってからもその良さは継続するのね。主人公の周りが読者目線でまた微笑ましい

ふたりソロキャンプ(8) (イブニングKC) かわいい、スタイルいい、料理美味い若い女性がとの二人ソロキャンプ。そんな都合いい展開はねえだろとかあらすじでは思うけど、そんなこと描かれる野外飯とキャンプの魅力に比べたら微々たるものなのだ! キャンプ行ってみたくなりますよね

関係ないけどこれやゆるキャン△山と食欲と私辺りでキャンプマンガの魅力を知った人には、是非そのテンションで岳を読んで欲しいな

ゆるゆり: 19【イラスト特典付】 (百合姫コミックス) 大室家 (4) 特装版 (百合姫コミックス) なもりさんはすごいなー(知能ゼロ

熱帯魚は雪に焦がれる8【電子特別版】 (電撃コミックスNEXT) 前回までの感想として、キャッキャウフフじゃない百合マンガなのに、これだけ愛情を感じるマンガをかけるものなんですね。比喩表現で使われる山椒魚が、物語全体を適切に表現してる気がします。百合もので最も好きなマンガの一つです。

他にも気になるタイトルがあり、年末休みは充実しそうです。

来年一月のラインナップも見たけど、10冊以上は買いたいマンガありましたね。楽しみです

技術記事のアウトプットが増えると、記事の質が下がるのか?

この記事を書いたきっかけ 

インフルエンサーに感化されてとりあえずアウトプットしたであろう、日記のような技術記事を見かけてしまいました。

ポエム記事については抵抗無かったんですが、あまりにも内容のない日記だったので思うところをぶつくさ呟いてみました。

 

Qiitaとかじゃなくブログなので気楽につらつら書いてたら、結構な長文になってしまった

 

長い三行で

  • 技術記事アウトプット、いいこと!どんどんやろう!
  • でも変な記事も増えてる気がするな、アウトプット増えると質が下がる?
  • うーん、説明下手な人の書く記事も増えたから目立つのでは?折り合い付けてくかー 

 

アウトプットっていいね!

ソフトウェアエンジニアのアウトプット・技術記事

よく聞く言葉「勉強するならアウトプットを」

勉強するならインプットだけではなくアウトプットをするといい

一度は聞いたことのあると思います。アウトプットの有用性でググるだけでもわさわさ出てきます。(よく聞く話だと思うのでリンクは貼らないっす)

 

勉強すること自体が趣味って人は別として、それ以外の人は大抵何かしらの目的があると思います。英語が話したいから英会話を勉強する、資格を取って給料を上げるために勉強する、などなど

そういった目的を達成するには、ただ机上でうんうん頷くだけでなく実際に使うなどして身に着ける必要がある。そういった観点で見ると何かしらのアウトプットを繰り返すのは合理的な選択肢だと思います。

 

ソフトウェアエンジニアのアウトプット代表例・技術記事

私はソフトウェア開発の仕事をしているのですが、この界隈だと技術投稿サイト等への記事投稿という形でのアウトプットがオススメされていたりします。 エンジニアは全員技術記事を書くことを習慣化した方がいいぞ - Qiita拝啓 本当は Qiita を書きたいのに、まだ迷っているあなたへ。 - Qiitaと言った記事があるくらい。

私も同意見です。初学者の方も恐れずに記事投稿しようぜ!

 

「記事の質」問題

ただ、こういった記事をが投稿されると必ず出てくるのが、「初学者が記事を書くと記事の質が落ちるよ!」って声です。

 

何でもない記事に埋もれてしまい、本当に欲しかった記事が陽の目を見なくなる!と嘆くお気持ちはわかります。でも個人的には記事の質が下がる!って意見はあんまピンとこないんですよね。初学者記事によって良記事の内容がダメになるなんてことはないですしね。目障りかもしれませんが取捨選択すればいいかなーと

 

「質を下げる」とはなんだろう?

考えられるケースとしては、有識者が嫌気が指してコミュニティから出ていく→良記事を投稿する人が減り質が下がる。ってパターンですかね。コミュニティの一生というやつ。コミュニティの一生とは (コミュニティノイッショウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

【コミュニティの一生】

面白い人が面白いことをする

面白いから凡人が集まってくる

住み着いた凡人が居場所を守るためにし始める

面白い人が見切りをつけて居なくなる

残った凡人が面くないことをする

くないので皆居なくなる

 

でもこれってコミュニティの運用に関する話で、新しいものを寄せ付けない村が衰退するようなケースもあります。初学者がアウトプットするようになったことでどうなるかは、割とコミュニティ次第なところがありそう

逆にアウトプット文化が人を引き寄せるってことがあってもおかしくないですし

 

また、この質の価値観は主観的な部分も多いですよねー。誰かにとってはノイズになる記事が別の誰かにとっては重宝されるなんてことも多いと思います。

めっちゃ頑張って書いた記事はほとんど反応がなく、覚書気分で書いたまとめにいいねが集まるなんてこと体験したことあるんじゃないでしょうか?私はありました。何が人の役に立つかなんて案外わからないものですよねー

 

先ほどの衰退村じゃないですが、なんならコミュニティを浄化しよう、改善しようという姿勢の度が過ぎて、かえって場が荒れるなんてこともあるかもしれませんね。

そんな観点に近い記事

「ゴミ記事は書くな」はゴミ記事を増やすことにつながるから避けるべきでは? - Qiita

 

いいねとは言った。確かに言ったけども流石にって記事、ない?

たまに出くわす、「え、それなんで技術記事にしたの?」

と、ここまではアウトプットどんどんやった方がいいよね派で話してきました。

しかし、とはいえよ。いくらなんでもそんなのアウトプットしようと思ったの?とツッコミたくなる記事もまま目にします。

もちろんわざとツッコミが来るようにして、アクセス数を狙う炎上記事は勝手にやってくれ(というかなくなって欲しい)でいいんですが、多分そんな意図ないだろうなーという人も

 

そんな彼らはなぜ中身のない技術記事を書くんだろう?ってのをちょっと考えたくなり、こうしてブログに書きました。

とりあえず今までに見かけた気になる記事の例を挙げていきます。

 
何言ってるかわからない

ちょっと大袈裟ですが、こんな感じの記事(参考は特にないです

データベースを使おうと思ったら、使えませんでした。"XXX=YYY"と書いたら繋がりました。良かったです」

ある程度知識がないとしょうがないところはあると思います。ただ、そうはいっても、

「データベースと言っても、使ってるのはmysql?postgres?バージョンは?」

「使えないってどういう状態だったの?それはどんな手順でそうなったの?」

「書いたらってどこに?」

 

といった、これ席横にいたとしても通じなくない?というような記事。周りの同僚はエスパーだからこれで通じてるのかな?

 

相手に読ませる気がない

こういう環境、手順でやったら、こんなエラーログが出てきたんです。

(コードブロックでくくるとかせず、そのまま長文ログをどーん!)

 

 

いや、まあ頑張れば読めるかもしれないけど。もしかして、人に読ませる気なかったりする?と思ってしまうやつ

 

日記?

とあるQiitaの記事の要約 (というか元記事もほぼ同じくらいのボリューム

インフルエンサーXXXさんの本を読んでみました!今までぼんやりしかわからなかったことがはっきりしました!僕もこの本に書かれていたことを参考に、明日から行動していこうと思います! 

 

え、日記?Twitter

 

親族や友人なら、「ほー、そんな本読んでるんだねー。頑張ってね!」と思うかもしれませんが、この"記事"を不特定多数の第三者に読ませてどうする気だったんだろう。

 

初学者だから関係なく足りていないものがあるような

先ほど挙げた例、初学者だからという前に足りてないものがある気がします。

相手に対する想像力・客観性が足りない

どれもまず技術記事を人に見せるという意識が足りないような。

最初の2例は正しくそうですよね。相手からこの記事がどう見えるんだろうという想像力、客観性が足りてないように感じます。

 

読む相手がいるということは、その人がわかるように何かを伝える必要があるわけで。アウトプットが有用な理由の一つはこの「人がわかるように」を意識して記事を書くことにあると思うんですよね。誰でもわかるようにするために、自分の知識を使って肉付けしていくことになるわけですしね。

 

技術記事にする目的が足りない

最後の例については、案外本気で日記を読ませるつもりで書いてるんです!って人もいるかもしれませんね。実際Day XXって日誌のように記事を使ってる方もいたりしますし。

 

この例に対して感じたのは、「なんでそれを投稿するの?」って目的があってないのかなって気がします。

これは何をもって技術記事とするかって話ではないです。私としては、誰か技術に関わる人の役に立つ記事で、コミュニティがOKしたものなら、ソフトウェアでもマネジメントでも、メンタルの話でも技術記事としていいんじゃね?って思うくらい。そこはコミュニティの判断にゆだねるところだと思います。

 

ただ、日記系の人はそもそもなんで書いたかがよくわからないんですよね。例で挙げた日記で目的を想像しても、

  • 投稿を通じて本の面白さを伝えたい?→例えば本の内容にもっと触れて、何が面白いのか伝えない?
  • 本の内容をわかりやすく解説したい?→感想じゃなくて解説しない?
  • ただただ愛を伝えたい?→ そんなんじゃ愛を感じないぞ!

と、どの目的だったとしても、何かしら違う表現になるんじゃないかなーと。

 

要は、何か目的があってのアウトプットなはずなのに、それを表現しようという意思が見えてこないんですよねー。なんだろう

 

これって実は技術記事以前の問題なのでは?

ここまで想像も交えて書いてて、なんか記事に関する話に閉じた話じゃないんじゃないかな?って気がしてきました。例えば客観的な視点で記事が書けてなかったって点を見たとして、

  • 記事では客観的にものごとを見ることができないが、それ以外なら客観的にできる
  • 記事でも普段でも客観的にものごとを見ることができない

 

…なんとなく前者より後者が多そうな。普段できないのに記事でだけできるってケースなんて一番少ないよな流石に。それに前者の人なら記事を書く経験ができればすぐ改善できるだろうから、ネックになるとしたらやはり普段から客観的にものごとを見ることができない人なんじゃないかな。 

 

要はシンプルに「説明下手な人」だからに落ち着くんじゃないかな。初学者がー記事がーじゃなく、ただただ説明が苦手な人が記事を書いているだけ。

となると、あれ?って思う記事を改善するのは、どう説明下手を直すかって話になりそうですね。

まずは口頭でもなんでも「説明をする力」を鍛えるのはどうだろう

段々話が技術記事から遠くなってきたけど、記事を書く上での説明する力、説明力をどうつけようって話も考えていきますかね。

 

さあ説明力を鍛えよう!となった時、多分説明下手な人のトレーニングで記事を書くのは少しハードル高そうな気がしますよね。文章で不特定多数の第三者が見ても問題ないものを書くより、ある程度限定された場所の方がハードルは低そう 

 

例えば口頭やメールで物事を説明する際に、伝わり方を意識して訓練するとか。例えば商品レビューみたいな短めである程度閉じた場所で説明する練習するとか。

とにかく、記事を書くことに拘らず、自分の足りないところをまず鍛えるってのがあるといいのかもしれませんね

 

説明力でぱっと調べるだけでも色々ありますね。その中のポイントを抑える練習をするだけでも、かなり印象が変わりそう。

「説明力・上[説明力とは]」ソリューション・エクスプレス|三菱電機ITソリューションズ

どうして伝わらないの?「説明力」を高める4つのコツ|マナトピ

 

結局何故記事の質が下がるのか?

母数が増えて説明下手な人の記事数が増えただけ説

散々色々書きましたが、結局初学者もガンガンアウトプットすると質が下がる!といった話ではなく、アウトプットの総数が増えると苦手な人のアウトプット数も総じて増えてくるよね。ってだけの話なんじゃないかな。

 

関係ないけど、大企業は変な人が多いって言葉を聞くたびに、でも実際変な人の割合は変わらないんだろうなーって思います。

社員総数が多い⇒変な人の総数も多くなる⇒その被害者も増え、その被害報告数だけで見ると数が多くなるから目につく

みたいな流れなんだろうなーって

 

どうすりゃいいのよ?

じゃあどうやってそれを改善するんだろう?ってなるといくつか考えられる方法はあると思います。

  1. 投稿総数を減らす・厳選する
  2. 上手じゃない記事もある前提で取捨選択する
  3. 投稿者の質を上げる

 

これらは誰の領分なんだろうと考えると、

1: コミュニティの領分

2: 記事を見る側

3: 記事を書く側 or コミュニティの領分

 

になるので、結局記事を見る側からしたら自分で取捨選択するしかないんじゃないかなって気がします。もしくはコミュニティ側に回って改善するか

質悪い記事が増えたのは、ある意味コミュニティが広がった証かも

ともかく、技術記事の質低下ってなんなんだろうなーと考えた結果、いまいちな記事の総数が増えることで目につくようになるだけなんじゃないかなーと思いました。月並みですが、そういうものだと割り切るのが一番いいんだろうなー

それだけ技術交換しよう・技術を向上させようという人がいるんだ!今後に期待だね!とか思いながら悠々と生きていきましょう。

 

こういうの、真面目に統計とると面白そうですね。

 

ただしてめーはダメだ

今までは記事を書く側も悪意が無く、ただ苦手だからこうなってるって前提で話してました。しかし、当然ただ閲覧されればいいといい加減な情報をばらまく人達がいるのも事実です。

 

Twitterで目にしたりしてもただ気分が悪いんだよなー。悪は滅びるなんてならず憎まれっ子世に憚ることも多いですし、こういうケースはどう浄化されていくものなのでしょうかねー